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みなさんは正しい手洗いで風邪予防をしていますか?
実は手の拭き方で手のウイルスを増やしている危険性があります。
風邪対策をするためには手洗い後の最後の乾燥まで手を抜けません。

絶対に風邪を引きたくない今の時期に徹底しているのは「手洗い」と「うがい」

数日前に私と一緒に練習をしてるメンバーのがインフルエンザに感染してしまいました。また周囲では熱や喉の痛み、下痢などの体調不良が増えています。

練習で疲れが溜まっている体は免疫が弱まっているので、栄養のある食事や十分な睡眠を取って回復しなければいけません。

私は11月13日から18日まで全日本学生選手権のため京都へ行き、21日から27日の間はアルジェリアで開催されるワールドカップに出場する予定です。

大事な大会が続くこの時期に体調を崩してはいられません。
だからこそ風邪予防に効果的で、継続する必要があるのが「手洗い」と「うがい」です。

私は帰宅したら真っ先に行っています。
また外出先でも食事をする前には手を洗ってから食べるようにしています。

先日私が読んだ風邪に関する記事は、「トイレのハンドドライヤーを使ってはいけない」という内容でした。その記事を読んで以降、私は手洗い後の乾燥に気を配るようになりました。今回はその記事で学んだことを含めてお伝えします!

せっかく綺麗に手を洗ってもタオル選びを間違えると風邪のリスクが高まる

外出先のお手洗で手を拭くには、この3つの中のどれかであると思います。

  • 備え付けのタオル
  • ジェット式の送風タオル(ハンドドライヤー)
  • 使い捨てのペーパータオル

お店によってはタオルがなかったり、ジェット式の送風タオルと使い捨てのペーパータオルの両方があるかもしれません。

みなさんは普段手を洗った後、どのタオルを使って手を拭いていますか?
実は手の拭き方で、丁寧に洗った綺麗な手を台無しにしてしまう落とし穴があるのです。

備え付けの布タオルにはウイルスが増殖している可能性が大きい

外出先のタオルはいつ誰が使ったのかわからないため、タオルにウイルスが残っているリスクが高いです。石鹸で洗った手や、水洗いだけの手でタオルに触れている人もいるかもしれません。

また飲食店で見かける「巻き取り式タオル」は、巻き取りの部分でウイルスが増える可能性があります。また持参したハンカチを使ってすぐに鞄やポケットに入れると、濡れたタオルであれば菌が増殖しやすくなります。

私は人からハンカチを借りないようにし、ハンカチを使用したらパッパと上下に叩き、少しでもハンカチを乾燥させるようにしています。

部屋のタオルは、定期的に変えて生活をしています。

ジェット式の送風タオルは空間にウイルスが飛び散るので注意

手を入れると風が出て水気を吹き飛ばし、すぐ手を乾燥させる仕組みになっている温風ドライヤーは、空港や大学、施設などの多くの場で見かけます。

ジェット式の送風タオルはペーパータオルと比べて27倍も多く空気中にウイルスを飛ばせたという実証データがあるようです。

アメリカの応用微生物学会の研究でジェット式ドライヤーは一般的な温風ドライヤーの60倍、ペーパータオルの1300倍も多くウイルスを付着しています。

また風が強いほど風邪ウイルスが空気中にばら撒かれることになり、空間中にウイルスが舞うジェット式タオルには注意が必要です。

私はジェット式タオルはなるべく使わず、ハンカチやタオルを使います。。

使い捨てのペーパータオルは即乾燥で風邪予防に推奨されている

乾燥時間・乾燥度・微生物の除去・汚染予防の面でも使い捨てペーパータオルは推奨されています。
私も使うならペーパータオルです。

公共トイレには手を拭く手段がない場合があります。
濡れた手のままトイレを出る人は、手にウイルスが付き、乾燥した手と比べて100~1000倍のウイルスを運んでいると言われています。

特に小中学校のトイレや水道には手を拭くタオルがないため、ハンカチを忘れてしまうとウイルスを多く含んだ手にどんどんなってしまいます。

小学校時代に「ハンカチがないから自然乾燥!」と言って友達と手をパタパタして乾かしたことがありましたが、ウイルスを付けてしまってましたね(笑)

子供から大人までハンカチは忘れないように気を付けましょう。

自分だけではなく周りの人のためにも風邪予防は慎重に

空気が乾燥するこの時期は、風邪をうつされる可能性が高く、自分や身近な人が感染しないためにも予防を念入りにしなければいけません。
特に移動中は咳をしている人が数名いるため、マスクは必須です。

風邪になると体は辛いし、回復に時間がかかります。
体調を崩している間は練習ができないため、風邪回避で事前に防げるものは対処するように努めています。

外出先で手を拭く場合は使い捨てのペーパータオルがあれば、それを選びます。
もしも手が洗えない状況を想定して、除菌シートも買いました。

自分の体調と相談して無理をしないようにしており、疲労が蓄積している場合は風邪のリスクが高いところに近づきません。

来週と再来週の遠征は新幹線と飛行機で移動時間が長いため、マスクと適度な水分補給で喉を潤し、予防します。

みなさんも風邪を寄せ付けない体で、毎日を元気に過ごせるように気を配っていきましょう!