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福井県の名物である越前そばは、食べるだけでなく実際に打つ体験ができます。
そば打ちだけでなく水ようかんの体験もあり、お土産も販売しています。
時間は1時間半ほどなのでランチとして越前そばの里に行くのがおすすめです。

越前そばの里で初めてのそば打ち体験

越前そばは薬味に鰹節と大根おろしとネギが付いており、つゆがさっぱりしている冷たいお蕎麦です。

9月30日に福井県越前市にある「越前そばの里」でそば打ち体験をしました。
台風の影響で福井国体の試合が中止になり、「せっかく福井に来たんだから観光しよう」とチームメイト3人と最年長メンバーのお父さんとお母さんの5人で行きました。

申し込みはネットか電話で人数と教室の時間を選択する

申し込みは希望日の前日までのネット受付と、当日に申し込める電話受付です。

体験は午前と午後の2つの時間に分かれています。

  1. 午前 10時から11時半
  2. 午後 12時半から14時

1打ちで2皿分のそばになり、料金は1800円です。
追加で500円を払うと天ぷら盛り合わせを付けることができます。
また打ったお蕎麦を持ち帰ることもできるため、半分はすぐ食べ、もう半分は持ち帰る人がいました。

私たちはネットから5人で3打ちのおそばと、天ぷらの盛り合わせを3つ付けて申し込みました。
料金は体験が始まる前の受付で払います。

そば打ち体験の始まりから終わりまで流れを紹介

そば打ち体験で私たちが必要なものはありません。そばの粉が服に付くのが気になる人は、追加50円で購入します。

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道具やそば粉もすでに用意されていました。

インストラクターが丁寧に教えてくれるから安心

今回の体験者は3人から5人のグループがおり、合わせて約17人でした。

各自で手を洗った後に、まずは2人のインストラクラーが自己紹介を行い、体験の全体の流れを説明します。

「そばはお仲間でまとめて茹でさせて頂きます。連帯責任になるので皆さんで美味しいおそばを作ってください」

とインストラクターの人が私たちを軽く脅し「でも今まで失敗した人はいないので大丈夫です」とにこやかに言いました。

そば打ちはインストラクターの指示に従って進みます。

ざっと説明すると、蕎麦は粉を混ぜて、丸めて、こねて、伸ばして、長方形にして、細くします。
インストラクターはグループ間を歩き回り、そばの様子を確認してくれます。

蕎麦のこね方で「手のひらの拳の付け根を使って、パンを作るようにこねるといいよ」とインストラクターの人が助言をしてくれました。

また蕎麦のコシを出すにはこねる速さが必要で、「1分間生地を全力でこねるタイム」がありました。

インストラクターの「スタート!」の掛け声と共に始まり、周りの人の声がする中で、私たちのグループは小学生の時にやった体力テストの腹筋をしているかのように、ひたすら黙々と自分の生地をこねました。私たちのグループは雰囲気が違ったと言われました。スポーツなみに真剣(笑)

生地をこねて、伸ばして、長方形に折ると、最後はそば打ちの醍醐味である生地を細くする作業です。
蕎麦は茹でると太さが増すので、なるべく細くなるように包丁を動かす幅を狭めて切るのが難しかったです。

私の打った蕎麦は極端に太くはなりませんでしたが、よく見ると太さが不揃いで、細くなりすぎたところもありました(笑)

みんなで打って食べるお蕎麦はお店と違った特別な美味しさ

それぞれ打った蕎麦を1つのトレイに入れ、お店の人が茹でてくれます。
お蕎麦が出来上がるまでは、そば打ちで使った道具の片づけを行いました。

そして片づけが終わるのと同じタイミングで、お蕎麦が出来上がりました。

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3人の打った蕎麦がミックスしているため、「この蕎麦はきっと私が打ちました!」「きしめんの太さにならなくて良かったね」などと話ながら食べました。
天ぷらの盛り合わせは海老とさつまいもと南瓜としし唐です。

お店のお蕎麦のコシには敵いませんが、私たちの拳が効いているお蕎麦を作ることができました。また蕎麦だけでなく、つゆの出汁が効いていて美味しかったです。気が付けば半分以上のつゆを飲んでいました。
みんなで達成感を感じながら美味しく味わうことができ、楽しい経験になりました。

越前そばの里には蕎麦だけでなく、羽二重餅や水ようかんの試食や和紙や焼き寿司などのお土産も売っているので、お店の中を見渡すのも、福井県のことが知れて面白いです。