趣味でコツコツ取り組み続けている書道。「志光」という雅号を授かり、今年は四段に昇格して師範助教授の資格を頂きました。私が感じている書道の面白さを少しでもお裾分けできればと思い始めた新たな挑戦。6月25日(日)に初めての書道体験イベントを開催しました。

初めての書道体験イベントを開催

6月25日(日)に東京都浅草橋にある「Little Japan」という場所で、私自身初めての書道体験イベントを開催させて頂きました。

今回のイベントは、私にとって全てが初めて。

  • 書道を教えること
  • イベントを企画すること
  • 必要な道具を揃えること
  • 集客・告知をすること

最初は一度に何名かを教えることができるのかドキドキでしたが、やってみると面白い気持ちのほうが上回り、参加者の皆さんも楽しんで頂けたようで嬉しかったです。

0から1を生み出す面白さにやりがいを感じると共に、イベントを成り立たせるためには様々な視点が必要であると学ぶことができました。

今回の経験を踏まえながら、次回は8月15日(火)に開催しようかと計画中です♪

書道イベントを始めるきっかけ

最初のきっかけは5月のある日。

通っている書道教室でお稽古をしていた際に、先生と交わした何気ない会話が私の心にピンと響きました。

「春香ちゃんもせっかく師範を持っているんだから誰かに教えてみたら?教えてみると書道を見る目がさらに変わるし、『誰かのために』書くことで鍛えられるよ」という先生のお言葉。

この文字通りの会話をしたかは定かではありませんが、私はそのような雰囲気で受け止めました。

大学3年生の時に「自分の心と向き合うため」に始めた書道でしたが、書道を続ける中で様々な面白さに惹かれていきました。

自身の心が書に表現されるだけでなく、書という作品の奥深さや学び方、筆使いや身体感覚、筆で書くことで生まれる言葉の力など…。

書道を再開して6年目。

いつの間にか、書道の楽しさを私なりに語れるようになっていました。

なので、この先生との会話で「今がちょうどいいタイミングかも」と思えたのです。

私はフェンシングの遠征で海外に行く機会があるからこそ、海外の人に日本の文化である書道を紹介したいと以前から思っていましたし、海外に限らず身近な人にも書の豊かさを伝えてみたいと感じていました。

先生とお話している間に「先生なんて私にはまだ早い」と思いつつも、飛び込んでみれば新たな気づきがあるのではないかとワクワクが湧き出していました。

師範の中ではまだまだな私ですが、今の私だから伝えられることも沢山ある。

アスリートをする中で書道がフェンシングに活き、私の支えになっているからこそ、この面白さや書道に対する愛を、来て頂いた人に伝えたいと心から思いました。

そして、このことをある友達に話したら、

「いいね!書道イベントやろうよ!いつかじゃなくて、いつにする?」と言ってくれました。

友達の行動力はさすがです。

「いつにする?」と言ってくれなかったら、きっと「やりたいな~」という話で終わっていたと思います。

きっかけをくれた先生と背中を押してくれた友達に感謝です。

それで、今回のイベントが実現しました。

参加者の皆さんの書に感動

今回の記念すべき初めての書道体験イベント。

タイトルは「筆力で輝く書道体験!~あなたの大切にして想いを筆で書いてみませんか?~」です。

体験イベントは1時間。

参加者は嬉しいことに満席の5名+当日ドサ参の1名で、合計6名の方がお越しくださいました。

テーマは7月に入るということで「2023年の後半の抱負を色紙に書いてみよう!」に。

これからの1年の折り返しで達成したい目標や心に留めておきたい言葉など、参加者の皆さんの書きたい文字を作品に仕上げました。

最初は半紙で何枚か練習をして、最後は本番の色紙に一発勝負。

半紙の練習の際にアドバイスをいたしましたが、皆さんの書く度にどんどん作品が良くなっていく過程に立ち会えたのが嬉しかったです。

体験時間があっという間に過ぎていきました。

イベントの最後に参加者の皆さんがそれぞれ書いた作品をシェアしましたが、一人ひとりの個性が書に表れて素敵だな~と思いました。

人柄であったりご職業柄であったり、作品だけでなく体験教室という時間も含めて感じさせられ、先生の立場になれたことで学び方の目の付け所も新たに教わりました。

まるで書道を教えているようで、教わっているような感覚でした。

私を先生にしてくれたのは皆さんのお陰です。

本当にありがとうございました!!

私の大切にしたい想いを込めた作品

このイベントを開催するための準備で…

私も色紙に作品を書いてみました!

選んだ言葉は「清らかな心で」

自分が源であるからこそ、きれいに生きる。前向きな思考や言葉を使う。それを水が流れるがごとく出し続ける。

やっとこの意味を分かり始め、それを極めようと思いこの言葉に決めました。

この作品を部屋に飾っているのですが、これを見る度に「私はちゃんと出来ているのだろうか?」と問われているように感じます。

これも書の良さです。