外国人の知る人ぞ知る東京の観光地を案内したい、定番ではない東京を巡りたい。神楽坂は日本の和風が残るお土産屋やグルメなお店があります。私が外国人に案内して喜ばれた神楽坂について経験談と共にお伝えします。
目次
和の面影が残る神楽坂を案内
日本の和の文化を感じられる神楽坂で台湾人の友達とカフェでお茶をしました。
友人は水泳をしている同い年の男の子で、2013年に南京で開催されたアジアユースゲームズで友達になりました。私は友達から「水泳の合宿で東京に行くよ！」と連絡をもらい、5年ぶりに友達と再会しました。
神楽坂は東京新宿区にある早稲田通りが坂になっており、和菓子屋さんやお茶屋さんがある通りなのです。神楽坂には私が気に入っている抹茶のカフェもあるので、台湾から来た友達に紹介したいと思いました。
神楽坂は飯田橋駅と近くアクセスしやすい
神楽坂の坂下にスターバックスコーヒーがあります。
スターバックスコーヒーから徒歩２分以内に地下鉄の飯田橋駅B2出口、徒歩5分にはJR飯田橋があります。地下鉄は東西線・大江戸線・南北線・有楽町線。JRは総武線が通っていて神楽坂はアクセスがしやすい場所です。
神楽坂へ行くには地下鉄のB2・B3出口、JR総武線の西口の改札から出るのが最短ルートです。
待ち合わせをスムーズにするための注意点
友達が上野から来ると聞き、JRの飯田橋駅西口を待ち合わせ場所にしました。
上野なら秋葉原で乗り換えて来ると思ったからです。
待ち合わせの時間は17時。
ところが、16時50分頃に「ごめんなさい。駅で迷っていたので待ち合わせの時間に遅れます。東京の電車は私にとって難しい。できるだけ急ぎます。」と連絡がありました。私も間違えて山手線を反対方向に乗ってしまったり、目的地が各駅停車の駅なのに特急に乗ってしまったりするので、友達に「心配しないで。私も共感できます。」と伝えました。
私はJR飯田橋駅の改札を出て階段を下りた場所で、階段を見上げながら友達を待っていました。17時10分に私の右側から「オクレテスイマセン」と日本語で声を掛けられました。
それは5年ぶりに会う台湾の友達でした。私はてっきりJR飯田橋から来ると思っていたので驚きました。友達は東京メトロ24時間券を買って地下鉄から来たのです。
東京メトロ24時間券とは、使用開始から24時間に限り東京メトロ線全線が乗り降り自由な乗車券です。大人の購入金額は600円です。
友達には地下鉄の出口からJRの出口まで歩かせてしまい申し訳ないと思いました。
待ち合わせをする時はJRと地下鉄のどちらの場所にするか事前に決めることをお勧めします。また大江戸線と東西線は地上に出るのに歩く時間がかかるため、余裕を持って移動したほうがいいです。
観光客が少ない隠れ家的な抹茶カフェ「神楽坂 茶寮 本店」
神楽坂には私のお気に入りの抹茶のカフェがあります。
友達に「抹茶好き？私のおすすめする抹茶のカフェがあるよ」と伝えると、「私は抹茶がすごく好きです。行こう！」となったので行ってきました。
お店はJR飯田橋駅から７分ほど歩いた場所にあります。
神楽坂を少し上り右折をして数十秒の所にある、静けさを感じる隠れ家的カフェです。
お店の席数は45席です。テラス席には2人用の席が7つあります。
予約は不可のためお昼は待ちますが、17時過ぎだと並ばずに入れます。
ディナーでは、私たちがお店を出た19時前に１組のお客さんが待っていました。
種類豊富な抹茶中心の和スイーツメニュー
茶寮のメニューはお食事系と和スイーツ系があります。
スイーツではわらび餅のタルトや、抹茶パフェがあります。
抹茶だけではなく苺のケーキ・モンブランの栗系のスイーツもあるので、何を食べるか迷ってしまいます。
私は今まで抹茶のフローズンスモアや抹茶のケーキ、抹茶のチョコレートフォンデュを食べ、抹茶ラテを飲んだことがあります。抹茶好きにはたまらないお店です。
私は京抹茶のレアチーズケーキ、友達は宇治抹茶金時かき氷を注文しました。
抹茶のレアチーズケーキに餡子と生クリームとバニラアイスが付いており、ボリュームがありました。友達は器からはみ出る量のかき氷に写真を撮り、練乳を「わーお！」と言いながら全てかけました。
東京の有名な観光地を知っている友達に神楽坂を案内して大成功
友達は神楽坂や茶寮のカフェに満足してくれました。
「渋谷や上野のように混んでいない場所にあって、観光客が少ないディープなお店に連れてきてくれてありがとう」と言ってくれました。
私たちはカフェで大学生になって何をしているか、サッカーW杯の話、日本と台湾の観光地や食べ物について話しました。
私が「今も五輪を目指してフェンシングをやってるよ。東京五輪も出たい」と言うと「頑張って！東京五輪に出る時は観にいくよ」と応援してくれました。
７月下旬に開催される「神楽坂祭り」は外国人からも人気
お店を出た19時前に外がうす暗くなり始めていました。
神楽坂は毎年開催される「神楽坂祭り」の期間で、沿道には人が列を作って歩いていました。
神楽坂祭りでは浴衣を着た人にだけの特別サービスがあります。
そのため浴衣姿の子どもや大人が食べ物や飲み物を持っていました。
浴衣姿の外国がビールを持っている姿も、ちらほらいました。
神楽坂の大通りでは阿波踊の準備がされており、沿道には焼き鳥や飲み物が売っている出店が並び、「冷たい飲み物はいかがですか～」とお兄さんやお姉さんの声が響いていました。赤ちょうちんが照る祭りの雰囲気に、友達が「これが日本の祭りなの？すごいね！」と呟きながら写真を撮っていました。
もっと日本の文化・グルメ・観光地を知りたい
友達と日本について話している時に「東京で有名なお祭りは何だろう、阿波踊りについて授業で習ったことがあるけど思い出せない」など日本に関する疑問や知識不足を感じました。
私が海外に行く時や、友達が日本へ来た時に日本の良さを紹介できるよう、日本について学びたいと思いました。そのために色んな場所に足を運んで、感じて学んでいきたいです。
友達が台湾は小籠包が美味しく、私の好きなタピオカが安く飲めると言っていたので「私が台湾に行く時は案内をしてね」と約束をしました。
