新4年生として法政大学の春合宿をしました。合宿場への移動中で読んだ福島正伸さんの『僕に働く意味を教えてくれた29通の手紙』を読み、本での気づきを合宿で試し、キャプテンとして動けることの多さを感じました。私の良さやメンバーの魅力が弾けるチームにしていきます。
目次
新一年生が加わり本格的な最上級生の活動がスタート
3月14日から16日まで、法政大学の春合宿に参加しました。
(合宿自体は10~17日ですが、ナショナルチームでの練習があるため途中だけです)
この春合宿から新一年生が参加し、私の4年生としての本格的な活動が始まりました。
合宿場所は千葉県の白里海岸にあるタイヨースポーツセンターです。
去年の春と夏合宿も同じ場所で行いました。
合宿場にいる猫です。
猫は3匹おり、名前は「ぶし」「つくね」「すなぎも」です。
ちゃんと合宿場の人から聞いたので間違いないです。
猫なのにネコらしくない名前。。。(笑)
可能性を引き出す言葉が詰まった福島正伸さんの本
東京から合宿場へ向かう電車の中で福島正伸さんの『僕に働く意味を教えてくれた29通の手紙 (中経の文庫)[本/雑誌] / 福島正伸/著』 を読みました。
上司や部下との関係に悩み、楽しくない仕事をこなすだけの日々を送る会社員の藤。
藤は上司に厳しく叱られ、部下には愛想を尽かされた辺りから、家に白い封筒が届くようになりました。送り主は不明で、手紙にはその時の藤に必要な言葉が。
29通の手紙を読むことで藤は、自身の弱さと本音に気づき、自分を変え、周りを変え、そして人生を変えていく成長の物型です。
私が物語の中で印象に残った言葉はこの3つです。
- 「他人を変える最もよい方法は自分を変えること」
- 「どんな時でも手法は百万通りある」
- 「成功したと思うことが、最大の失敗である」
どんなに困難な状況でも、小さな変化を続ければ大きな変化を呼びます。
また変化する方法や切り口は無限にあり、できないと思うのは自分勝手な思い込みです。
苦労が多い人は挑戦している証拠で、胸を張って挑み続ければ大きな成果に繋がる。
私にとって、やること全てに意味があると思え、諦めなければ失敗続きの人生は決してないと思える1冊でした。今までの困難に感謝し、これからの成長に必要な試練に期待です。
1人ひとりの良さを出せるチームにすると決意
合宿の夜はミーティングを行いました。
各種目の男女に分かれ、5月のリーグ戦(団体戦)に向けて他の大学の対策です。
私たちはフルーレ種目の女子4人で、選手の特徴や相手とどう戦っていきたいかを話し合いました。
その話し合いの中で、私は「1人ひとりの良さを出せるチームにする」と決めました。
それそれの得意なところで思いっきり戦い、不得意なところはできる人がカバーをして支え合う。伸び伸びと戦うことがチームの勢いになり、活気になります。
出来ることがあるからこそ、できないことを補おうと思えるのではないでしょうか。
また私が卒業しても今年やってきたことを自信にして、残るメンバーに戦ってもらいたいです。
私が見た魅力を仲間へ伝える
私の最上級生になった第1弾の仕事は、「チームの力になり、チームメイトの長所をみつけること」です。
「他人を変える最もよい方法は自分を変えること」のように、チームの力を合わせたいのなら、まず私がチームの力になります。
3年間の大学フェンシングを経験した私だからできることは、私が1年生、2年生、3年生の時に失敗したことや上手くいったことを伝え、参考にしてもらうことです。
「私はこうゆう失敗をしたから、そうならないように気を付けてね!」や「私はこう思ってたけど、実際は○○だった」と私がしくじり先生のようになれば、私の過去の失敗は未来に生かされます。(どんな失敗をしたかはここでは言えませんw)
またチームの良さを見つけ、どうやったら全員の良さをフル活用できるかを見極めるのもリーダーの役割だと思っています。
相手を知るためにも、一方通行のコミュニケーションではなく相互のやり取りです。
と思いつつも、ミーティングで私が一方的に意見を言ってしまったと反省してます。。(笑)
私流のキャプテンになるために今日も挑戦!
みんな新しい学年になり、私は4年生のスタートをきったばかりです。
たくさん試し、失敗しても学びに変えて日々成長していきます。
私は1年生だった時の4年生の先輩に憧れ、「4年生になったらプレーだけでなく気持ちでもチームを引っ張る存在になるんだ」と思いながら団体戦をしてきました。
1年生の時は先輩の姿を目に焼き付け、2年と3年では「私がキャプテンだったらどうするか」や「今の私にできることは何か」を考え、実践してきました。
これからは私の責任でチームが動きます。
4年生の役割を終えた時には「このチームで戦えて楽しかった」と言えるように、今日も挑戦の1日です。