頭の中がぐちゃぐちゃしてイライラする時や自分と向き合う時間がほしい、頭の中を整理したいと思うことはありませんか?そんな頭のごちゃごちゃを振り払う改善策として私は「走る」ことをしています。
今年も眺める北区と板橋の桜
春の陽気から一転、今日は冬のような寒さでダウンを着ずにはいられませんでした。
先週のあの満開の桜はどこにいってしまったのか。。。
1枚目は北区のトレセンの桜並木で、2枚目は板橋の石神井川沿いの桜並木です。
トレセンの桜を見るのは今年で9年目、板橋は4年目になります。
板橋の石神井川沿いはランニングコースになっており、春は頻繁にそこを走っています。
「桜の蕾→咲き始め→満開→桜吹雪→葉桜」と時期に合わせて、桜の色んな表情を眺めながら走るのが私の楽しみです。
走ることで頭の中を整理しイライラを改善
私にとって「走る」とはトレーニングだけでなく、自分と向き合うという意味もあります。
忙しくて落ち着かない、やる事が多く今はそれを手放したい時、イライラしている自分に腹が立つ時、周りが気になって自分だけの空間がほしい時など…。
そんな時に「あーー走りたい!」と私はなります。
私は走ることで頭が整理され、最後はポジティブな結論に持っていけます。
感情的になり周りが見えない行動をしてしまった時には、「なぜそう思ったのか?」「どうすれば良かったか」「事前の対策は何か」というような1つの出来事に対して思い浮かんだことをまずは掘り下げていきます。
すると自分の状態や相手の立場など、様々な角度からの見ることができ「あの時の私はここがいけなかった」「次はこうしよう」と解決策が見つかり、「今気づけて良かった」と苦い出来事にも感謝ができます。
走る時間で自分の心や行動と向き合う
私は自分の感情が暴走している時は椅子に座って考えるよりも、外に出て「走る」という誰にも邪魔されない自分だけの空間で向き合うほうが冷静になれます。
身体ひとつで前へ進む自由や、風をきる感覚、身体の内側から手と足の指先まで熱が伝わる心地よさが、私に覆いかぶさっていたものを吹っ飛ばし、素直な自分と対話ができます。
きっとじっと考えているだけでは視線が下に行きがちで、定まった狭い視野でしか考えることができません。
走るということは目線が上がり、周りの景色が変わることで、自然と前向きになり考える範囲が広がります。
朝走るのが効果的な理由
私はよく朝の1日の始まりに走ります。
それは走っている間にその日の身体の調子と向き合うためです。
日によって「とても調子がいい」と思ったり「今日は身体が重いな、疲れているのかな?」と身体と相談をしながら走ることで、1日の過ごし方を決めるモノサシになります。
調子がいいなら「今日はいっぱい挑戦してみよう」と思い、調子がよくない時は無理をせず、できることに集中します。
時には身体が重いと思っても、走ることで身体が軽くなる場合もあるので、起床時に「疲れてるから走るのやめようかな」と思いつつも「いや走れば変わるかも」と外に出ることもあります。
私が感じる「早起きは三文の徳」
そして外に出て、走っている間にすれ違う人と「おはようございます」と挨拶をしたり、犬を連れて散歩をしているワンちゃんに癒されたり、公園で野球の練習をしている親子をみて刺激を受け、「朝走るのは気持ちがいいな~」と実感します。
私は平均30分を目安として走っています。
昨日の練習を思い出しながら走ったり、今日1日の段取りや練習のイメージをしているとあっという間に走り終え、「身体も動かしながら頭も整理できるなんて一石二鳥!」とお得に感じながら朝ごはんを食べています(笑)
また早く起きることで1日に使える時間が増えた気持ちになり、空いた時間を自分の好きな時間に注ぎ、余裕を保つことができます。
まさに「早起きは三文の徳」であり、工夫すればするほど三文以上の価値を感じます。
自分と上手く向き合う手段である「走り」をこれからも大切にして、楽しく走っていこうと思います。もう少し暖かくなれば走りやすいのにな~。