9月に行われる全日本選手権の出場権をかけた、南関東予選が行われました。出場権を獲得し、ホッとしつつも、自分への不十分さを思う気持ちが残る大会でした。その試合の振り返りをする中で、自身の良い変化に気づき、今後の改善点が見えてきました。

「まだまだ」と感じた南関東予選

7月10日に開催された南関東予選。
結果は4位で出場権を獲得しました。

参加者は21人で、3回戦にわたるプール戦をしました。

毎回のプール戦の結果で少しずつ人数が絞られ、最後の3回戦に残った7人で順位が決まります。順位は勝数で決まり、もし同じ勝数が並べば失点や突き数で順位が決定します。

結果

  • 1回戦 7人プール 6勝
  • 2回戦 6人プール 5勝
  • 3回戦 7人プール 3勝3敗

最後の順位決めのプール戦では、みんな勝ったり負けたりの試合展開。
お互いに勝数の差がわずかであり、終わるまで結果がわからないハラハラ、ドキドキの試合でした。

まずは最低限の目標だった全日本選手権の出場権を獲得しましたが、
自分に「まだまだだなぁ、、、」と感じていました。

その中でも内容に良い変化が

そう思いながら家に帰り、試合中に撮っていたビデオを確認すると、
見た瞬間に「おっ」と、自分の変化に気がつきました。

それはフットワーク。以前と比べて身体が軽く、パリッと感(私の中でしっくりくる表現)が出て来ました。

最近の取り組みがフェンシングに反映されていて嬉しかったです。
久しぶりに自分の著しい変化を見ることができました。

1か月もあれば動きも少しずつ変わってくるんだなぁ~と実感。

そして、フットワークが良くなっているのに対して、アームワークが不釣り合いに感じるようになりました。今後は足に伴う手の動きをアップデートさせていきたいです。

手の動きが改善されると、また違ったフェンシングが見えてくるのではないかと感じます。

自分の波をコントロールする

大会後しばらくして気づいたことがあります。
それは「自分で波を作ること」

この南関東予選の試合中、私の心の中で様々な波がありました。

それは、

  • 出来る
  • なんか嫌だな
  • 今に集中しよう
  • これで全日本の出場権が取れなかったらどうしよう
  • これは試されているんだ

ポジティブな波とネガティブな波。

「波がある」は、良くない言葉に聞こえますが、最近は「人は波があって当たり前じゃん」と思うようになりました。

自律神経だって、交感神経と副交感神経のバランスがあり、それが乱れてしまうこともあります。人には人の周期があって当然です。

そうなった時に、波があるのは当たり前。だったらコントロールしよう!と思うようになりました。

ネガティブな波をなるべく小さくしたり、ネガティブをポジティブな行動に変えていったり。

試合中にもしネガティブな波が来たとしたら、それはそれで受け入れて、「じゃあどうすれば良い?」と自分に問いかけてみる。

そうしてポジティブな良い波がやってきたら、それに乗る。

良い波は、「言葉・身体・環境」からやってくる(と今のところ捉えている)ので、「ここぞ!」という時に、自分で作れるようになっていきたいです。

もし、読んでいる方で、良い波の作り方で思いつくことあれば教えてください(笑)

まずは9月の全日本選手権に向けて、毎日を丁寧に積み重ねていきます。