アメリカのカリフォルニア州、西海岸に位置するサンフランシスコ市は、街の三方が海に囲まれており、「世界一美しい橋」で有名なゴールデンゲートブリッジがあります。
多数の国の文化がある「Diversity」ならではの活気に満ちた雰囲気や、歴史と文化を感じさせる建造物に触れることで、1度行くと「もっと生きたい、もっと知りたい」の気持ちが込み上げる街です。そんな魅力が詰まった都市に行く前に、知っておきたい気候情報をお伝えします。
サンフランシスコへ行ってきます!
6月11日から26日まで、サンフランシスコで行われるフェンシングの夏合宿に行ってきます。サンフランシスコへ行くのは3度目です。
この合宿は「San Francisco Fencers’ Club(SFFC)」が毎年6月に、アジアやヨーロッパの海外選手を招待しています。
今回は、日本から私を含めた3人が行きます。
初めて私がサンフランシスコへ行ったのは2年前で、1人でSFFCの夏合宿に参加しました。
「サンフランシスコはどんな場所なのか」
「ホストファミリーやクラブの人と上手くやっていけるのかな」
今ままで行ったことのない場所や、これから初めて経験するホームステイに胸が躍りつつ、不安にもなりました。
実際に行った最初の数日間は、生活や文化の違いに驚いて「早く帰りたい」と思っていました。
けれども、その感情は日に日に消えていきました。
私は現地の人と交流を重ねることで、自然とカルチャーショックを受け入れ、楽しみながら過ごしていました。練習がない日は、クラブの家族が食事に誘ってくれたり、サンフランシスコを案内してくれました。
クラブの人たちと仲良くなったおかげで、私にとってこの合宿は練習だけでなく生活も充実していました。
しかし、「こうすればより充実した合宿になったのにな」と思うことがあります。
何事も準備が必要
それは、
「もっと現地の情報を事前に知っておくべきだった」
ということです。
事前に情報収集をしておけば、行く前の不安な気持ちが少しは緩和したはず。
歴史や文化を知っていたら、観光地の素晴らしさをさらに感じられたのに。
それ以来、私は海外遠征に行く際は、前もって治安や通貨、電圧など最低限のことはチェックします。
私がまず先に調べるのは気候です。
それは、遠征に持っていく服は気候の情報から決めるからです。
体温調節のためにも服装は大事!
せっかく行ったのに、体調を崩してフェンシングができないのは、もったいないですからね。
サンフランシスコの気候は独特
夏は寒くて、冬が温かいのがサンフランシスコの特徴です。
また季節ごとの温度差は少ないですが、1日の中での気温が著しく変化します。
夏では、朝晩が冷え込み、日中でも20℃を下回ります。
そのため服装は夏場でも、上着は必需品です。
6月~9月は、雨が降らないため湿気が少ないです。
そのため、日差しが強くてもあまり暑く感じません。
また、乾燥して喉が渇きやすくなっているので、飲料水を持っていると安心です。
サンフランシスコはスーパーや売店が多いので気軽に購入できます。
現地の人は出かける時に、水筒を持ち歩く人が多いです。
もちろん、サンフランシスコに雨は降ります。
降水量が高いのは12月から2月の間で、その時期は風も強いです。
観光する際は、気候によって着る服や行く場所を変えることをお勧めします。
サンフランシスコは「霧が多い街」とも言われます。
観光名所であるゴールデンゲートブリッジは、日によって霧で白くなりはっきり見えない時があります。霧が出ている時は、肌を露出できないほど寒いです。
ゴールデンゲートブリッジ付近は、定番観光スポットや美術館、グルメなお店が集まっています。
また、交通の便がいいので移動もしやすいです。
気候に合わせて計画を立てるのも旅の楽しみですね。