東京では桜が満開に近づいてきました。いよいよ春が始まりますね。予定されていたアメリカの大会がコロナの影響で延期になり、現在は2週間の長期休暇をしておりす。この休みで気づいた時間の使い方や陥りがちな注意点、いま自分が心がけていることなどを記事にしてみました。

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コロナの影響で大会は延期フェンシングは長期休暇中

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先週、私はアメリカから帰国しました。
行われるはずだったアメリカの大会は、残念ながら新型コロナウイルス感染症の影響で延期です。

アメリカに到着したその日(大会2日前)に大会延期が決まりました。

「アメリカに行って大会がなくなるのが1番ショックだよね」と会話をしていたことが悲しいことに実現となってしまいました。

現在はアメリカから帰国した3月15日から30日まで長期休み中です。

もともとアメリカの大会が終わってからは長期休みの予定でしたが、今回の休みはコロナの影響があり、「ナショナルトレーニングセンターの練習場に立ち入り禁止」「不要不急な外出は控えるように」「毎日の体温と体調をコーチに報告」という約束があります。

体調管理に徹しながらも過剰にならずに、自分のできることをしていきたいです。

陥りがちな長期休暇の過ごし方の注意点

「人は時間があると思うと怠けてしまう」

私はこのオフが始まる前に「2週間もあればやりたいこと全部できそう」と思い、やりたいと思うことをリスト化しました。

そこで出てきたのは、

  • 読書
  • ブログ
  • 映像分析
  • 社会人準備
  • 散歩
  • 勉強
  • 自分を見つめ直す
  • リラックスの時間 

などなど…

リスト化したのは良いものの、人はいざ「時間がある」と思ってしまうと取り組むスピードが無意識に落ちてしまうと身を持って感じました。

1つにことに対して「気づけばこんな時間!」とはっとすることがしばしば。

思うように上手く進まない自分にガッカリしてしまうと同時に、切羽詰まった時は何であんなに頭や身体がキレ良く動くのだろう。人間ってすごい!!と関心してしまいました。

いつでも実力が発揮できる生活習慣を

小中学校の休みに入る前に先生から「休みの日でも普段と変わらない生活リズムで過ごしてください」と言われたり、時間の使い方に関する本や記事には「オンとオフをわけない」「休日でも起床時間を変えない」などいつもの生活をするようにと書いております。

私はそもそもこれは何のためなのかと考えると「いつでもすぐに動けるように」という意味があるのではないかと考えました。

休みが明け普段の生活に戻った際に、休み感覚から抜け出せない状態から始まるのと身体も心も整った状態でスタートするのでは、パフォーマンスも情報の吸収力にも差が生まれます。

「休みの日」に縛られたり、浮かれたりするのではなく、いつもの生活リズムの範囲で取り組む習慣がいざという時に自分を助けてくれるのではないかと思います。

優先順位の決め方は自分を見つめるところから

これから残り1週間の休暇期間は自分の方向性を定め直し、これからの先をみて時間を使いたいと思ってます。

「どんな社会人になりたいか」「どんなアスリートになりたいか」「どんなフェンシングをしたいか」その先をみれば、今やりたいことが浮かんできます。

休みに入る前につくった「やりたいことリスト」は全部できないと確信していますが、「やる」ということを目的にするのではなく、「やってどうなる」といった深堀をしていきます。

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