海外の人がスポーツで使う英語のフレーズを知れば、「何て言えばいいかわからない」がなくなります。これはスポーツだけでなく、ゲームやアクティビティの場面でも使えるので、海外の人と盛り上がり、仲良くなれるきっかけになります。

実際に使われている言葉を使っていれば間違いない

私が行ったサンフランシスコ合宿での話です。
2人組の団体戦で、私はアメリカ人の男子選手とペアを組みました。

フェンシングはバドミントンや卓球のようにダブルスはないので、団体戦では1人が戦い、他のチームメイトは応援をします。

私は「声をかけたいけど、この英語で伝わるのか不安」となり試合の序盤は、ペアが点数を取ったら「ナイス」と言いながら拍手をするだけでした。

しかし、試合が接戦になればなるほど応援している側にも熱が入ります。
点数を取った時に拍手するだけではいられません。

試合の前後、良いプレーをした後、ミスしてしまった時…

その時に、

「何か言葉をかけた。けど、英語で何て言えばいいかわからない」
「伝わるか自信がない」

と躊躇しました。

そこで私は、クラブの人が言っていることを真似しました。
みんなの応援を聞くと「定番の言葉」があるようで、みんな同じ言葉を言っていました。

「これは使える!」アメリカ人がよく使うスポーツ英語フレーズ集

試合前

  • Come on!
  • Here we go!
  • Let’s go!

自分を含めて「さあ、行こう。これから!」という表現。
野球で例えると「しまっていこう」や「頑張ろう」のような。
チームメイトによく使える。

  • Good luck!

友達が試合をするとき「健闘を祈る、頑張って」として使うことが多い。
私は試合前に、対戦しない友達に言われます。

良いプレーをした時

  • Nice! (play)
  • Good! (play)
  • Amazing!

NiceやGoodと比べるとAmazingはより良いプレーをした時に使う

仲間がミスをした時

  • It’s Ok! (大丈夫!)

チームメイトが「Sorry」と言った後によく聞く。

  • Good (Nice) try!
  • Good (Nice) idea!

何かに挑戦した時など、ポジティブなミスに使う

  • So close! (惜しい!もう少しだったのに!)
  • Don’t worry(心配しなくていいよ)
  • No problem(問題ないよ)

野球で例えるとエラーなど、うっかりミスをしてしまった時などに。

自分がミスをした時

  • Shit, Shoot (クソ!)

Shoot が遠回しの表現です。
これが「あーやってしまった」の時によく使われます。

試合が終わった後

  • Good (Nice) job!
  • Good (Nice) work!

試合に勝った時や上手くいった時。

  • Good (Nice) fight!

試合で負けたときに「よく頑張った!」場合に使う。
日本でも私やコーチ、チームメイトも使っている。

英語の教科書にあるけど聞かない通じないスポーツ英会話

  • Beak a leg! (頑張れ、健闘を祈る)足を壊すほど頑張れのような感じ。
  • Hung in there (頑張れ) 相手に食らいつけ。
  • Step by step (一歩ずつ) 慎重になど。

よく日本で「頑張れ」のような感覚で「Fight!」と使うが、私が合宿したクラブでは使われてなかったです。

また、合宿でフランス人の選手がいて「頑張れ、はフランス語で何て言うの?」と話しかけた時に「Hung in there」をつかったら「Hung in there って何?」と聞き返されてしまいました(笑)

使わないほうがいい英語スラング

  • Fuck (くそったれ!)

これは「簡単に使うな」と言われます。
結構なバットワードらしいです。
怒っている時に使うので気軽に使えません。

英語をもっと話せれば、海外の視点から新しい発見をさらにみつけることができる

海外に行って思うのは、「英語を話せることはメリットばかりで、損はしない」ということです。

英語が話せなくても表現で通じることもあります。
しかし、身振り手振りのボディランゲージには話が深くなるほど使えません。

人と話すことで気づけることが沢山あります。

今回の団体戦で応援はできるようになったので、次はフェンシングの専門的な話に挑戦します。

普段の日本でやる団体戦は「あの時、こうだったよね」「あの相手とはどう戦えばいいの?」など作戦を話しています。

海外の人から自分がどう考えているか聞けるように、英語を勉強したいと思います。