南関東予選会で3位となり、9月に行われる全日本フェンシング選手権大会の出場権を獲得しました。今年の全日本選手権は、コロナ禍で人数を通常より少なくして行われます。その中で出場を決めたことにホッとしつつ、まだまだ「練習しなきゃ」と思う部分が見つかりました。
全日本選手権の出場権を決める南関東予選会
暑い日々が続いておりますね。
先月の7月11日(日)、赤羽体育館にて南関東予選会が行われました。
この大会は9月18日(土)の全日本選手権大会(個人戦)の出場権をかけた大会です。
上位4名が出場権を獲得することができ、私の参加した女子フルーレの種目は17人の選手が出場しました。
結果は3位で出場権を獲得。
優勝を狙っていたので、自分の思うようにならない結果でしたが、全日本選手権大会に出場できると決まり、ホッとしました。
普段の試合とは違い5本勝負だけの戦い
南関東予選会はいつもの大会と違い、5本勝負の総当たりを数グループに分け、少しずつ人数を絞りながら戦います。
今回の参加者は17名でしたので、以下のように試合が進んでいきました。
- 第一試合・・・3グループ(6人×2つ、5人×1つ)
- 第二試合・・・2グループ(6人×2つ)
- 決定戦・・・1グループ(6人×1つ)
私はすべての試合で、6人の総当たりグループで戦いました。
第二試合以降は、前の試合で戦った選手とまた戦うこともあります。
不安を吹き飛ばしてプレーができた
第一試合と第二試合は全勝で勝ち進みましたが、最後の決定戦は3勝2敗。
最終的な順位が決まる「ここぞ」の場面で勝ち切ることができませんでした。
今回の良かった点は、
決定戦の中盤に、連続で2敗をしてしまい「もう負けられない」という状況の中で、気持ちを切り替えて戦えたことです。
いろんな不安がよぎる中、それを吹き飛ばしてプレーできたこと。そして勝ってきた自分に「よく切り替えたね」と言いたいです。
試合をする前に決めつけない
そして今回の反省点は、
相手を人としてみてしまったことです。(相手は人ですけどね笑)
私が思う「人としてみてしまった」というのは、
「前回勝ったから」という気持ちや、名前的に「この人は強いもんな」と試合をする前に、自分の中のどこかで思っていること。
あっという間に勝負がつく5本勝負で、その感情はお荷物です。
いろんな感情がでるのは仕方ないことですが、マスクを被った時には「目の前の相手のプレー」だけに向き合える自分でいたいです。
失敗を通して行き着いた現状
そして南関東予選会が過ぎて約1か月。
あの頃(と言ってもまだ1か月前ですが)と比べて、私が大きく変化したと思うのは、フェンシングをしている中で「相手のどこをみているか」です。
前は相手のマスク越しの目あたりを中心に、ぼんやりとみていました。
今は色んな理由があって、違う方法でみるようになりました。
これは個人的な感想ですが、
「そりゃ、相手を気にしてしまうわな」と、前の自分を振り返ります。
あの時の失敗があったから、今の自分に行き着いるのでしょうね。
失敗を深めると、本質に近づける気がして面白い。
きっともっと変わるんだろうな~。