梅津春香、ゴルフはじめました
昨年の10月に対談をさせて頂いたゴルフの新井真一プロ。
なんと…。
新井プロから「ゴルフ」を教えて頂くことになりました!!
しかも、『人生を豊かにするゴルフ』です!
初めてのゴルフで全く知識のない私でしたが、「ゴルフをやってみたい!」という気持ちは以前からありました。
きっかけは、以前に新井プロとの対談で「ゴルフはメンタルスポーツである」とをお聞きした事です。
メンタルはフェンシングでも重要な要素になっているため、共感できることや参考になることが沢山ありました。
そして、実際に「新井プロがお話するゴルフを体感してみたい!」と思ったのです。
実際に今回のゴルフを教えて頂くと、ゴルフの知識や楽しさだけではなく、
フェンシングや日常にも繋がるゴルフ以上のことを学びました。
まさにこれぞ『人生を豊かにするゴルフ』です。
新井プロ推奨のゴルフは「パターから」
今回やったことは、「パター」のみ!!
(パターとは、グリーンの上でボールをカップに入れるために使うゴルフクラブ)
私はゴルフを始めたらまず打ちっぱなしに行くとイメージしていたので、正直驚きました。
そんな中、新井プロは「パターから始めるゴルフ」を推奨。
ボールをカップに入れるゲームという「ゴールからの逆算」でゴルフをみていたのでした。
ゴルフは「ボールを入れる」ゲーム…。
たしかにフェンシングも「相手を突く」ゲームで、最初を剣を初めて持つと近い距離から突く練習をするので一緒です。
今回はまず、「ゴルフというゲームを楽しみましょう!」という大テーマで、新井プロの『人生を豊かにするゴルフ』のスタートをきりました。
今回やったこと「パター編」
今回やったことをざっくりお伝えすると、
- ゴルフとはどんなゲームなのか
- 実はパターは結構重要
- 自分に合ったパターの持ち方・打ち方
- パターを打った距離や感覚の違いを体感
といったものです。
(内容が濃すぎて超ざっくりです)
(色々お試し中の写真)
特に印象に残ったこと2つ
私が今回ゴルフをした中で、特に印象に残ったことはこの2つです。
自分で決めるスタイル
教えていただいた中で、新井プロは「教えつつも教えすぎない。生徒の主体性を大切にするなぁ」と感じる場面がいくつかありました。
自分に合うパターの持ち方を決めた際に、まずは新井プロから様々なパターの打ち方・それに伴うパターの握り方を紹介していただき、
その後に自分が試しにやってみて自分自身がしっくりくるパターの握り方を決めました。
(その結果、クロスハンドに決まりました。)
私が「クロスハンドですかねぇ」と言うと、
新井プロが「それが梅津さんの握り方ですね」と仰いました。
もし私が誰かに教えるとなると、「この方がいいよ」とつい自分がやっている事を言いたくなってしまいそうですが、いろんな方法の特徴を知っているからこそ生徒に判断をゆだねられるのではないかと感じ取りました。
ゴルフもフェンシングもルーティンは重要
そして、教わる中で納得したのが「ルーティンの大切さ」です。
新井プロから教わった、ボールを打つまでのルーティン動作の項目が思ったより多い!(笑)
始めは「覚えられるかな」と思いましたが、これがやってみると実に面白い。
ルーティンは自分がイメージした通りに打つための要約であると体感しました。
最初は1つひとつ指差し確認のように声に出しながら確認をして打ちます。
次にそれを繰り返し、慣れてきたら、少しずつ流れるように取り組みます。
いくつかあるルーティン動作も繰り返せば覚えるものです。
が、!!しかし。
「流れるようにやろう」「もうこの動作は大丈夫」「(やる前から)ボールを飛ばそう」と思うとなかなか上手くいかない。
フォームが崩れ、ボールが真に当たらない現象が起こります。
そしてやった後に気づくのです。
「あの動作がおろそかだった」と(笑)
これ、思い返すとフェンシングも一緒なんです。
「何か上手くいかない」と思っている時は、「ちょっとしたこと」が抜けています。
最近は「フェンシングにおいてのルーティンは何だろう」と疑問に思っていましたが、何か解決の糸口が見えた気がします。
ゴルフって、面白い!!
今回は初めてのゴルフでしたが、何だかゴルフは繊細で面白かったです。
また、ゴルフを通してフェンシングも新たな発見があって楽しかったです。
心と身体が少しでも変わると、打つボールが変化し、ゴルフをすることで自分とも向き合っている感じがしました。
今回は練習なのでじっくり時間をかけて打ちましたが、実際にグリーンに出てみると練習のようにマイペースにはできないとのことなので、1つひとつの動作を身体へ染み込ませるのが大事になってくると思います。
ゴルフを通してみたフェンシングも新たな発見があって楽しかったです。
そしてなんと!次回は早速グリーンデビュー!!
「もう⁉」と驚きがありますが、新井プロにも意図があるようです。
今回はボールをカップに入れませでしたが、次はボールをカップに入れる「ゲーム」も体感できるのではないかと思います。
新井プロ、ありがとうございました!
(私も新井プロにフェンシングを少し紹介させて頂きました)