肌荒れや季節の変わり目の乾燥に悩み皮膚科に行ってきました。先生に「今使っているものが合わないかもしれない」と言われ、パッチテストを実施。自分の肌に合わない物質の原因を知り、意外な結果に「検査して良かった」と深く思いました。自分に必要な改善方法を知ることで少しずつ肌の調子は良くなってきています。自分の足しになることをするためには、まずは自分を知らなければいけないと実感です。
目次
フェンシング和歌山合宿前に知れたお肌のこと
空がきりっと秋晴れに澄み上がる季節となりましたね。
皆さんお久しぶりです。
私はいま和歌山に来ており、11月3日から女子フルーレのフェンシング合宿をしております。
なんと今回は10日間の合宿です。
半年以上ぶりの合宿で、「やっぱり合宿は楽しいな~」としみじみ感じます。
環境を変える新鮮さや、普段練習できない相手と対戦できる新しい発見、合宿という生活リズムでフェンシングに集中できるということ。
とても幸せに思います。
フェンシングを楽しむ気持ちを大切にしながら、毎日をステップアップしていきます。
今回のブログでは、合宿前に知った「私のこと」についてお話したいと思います。
もしかしたら、同じ境遇の人がいるのかも!?と思うのでシェアをさせてください。
肌荒れに悩まされパッチテストに挑戦
先日、私は皮膚科でパッチテストを受けました。
これは隠れたアレルギーや普段使っている基礎化粧品、シャンプーやリンスが自分の肌に合っているか調べるためのものです。
私は昔から肌が弱く、定期的に皮膚科に通っています。
今回、このパッチテストをするきっかけになったのが、顔の肌荒れです。
夏場から目の周りが赤くなることを相談しており、最初は「前髪が目にかかるからじゃない?」と先生に言われ、注意をしながら薬を塗っておりましたが、あまり変わりませんでした。
そしてこの夏から秋になる季節の変わり目では、肌の乾燥が気になりだし、髪の生え際がかゆくなり、フェンシングではマスクを被った時に汗で肌がかぶれたり、痒くなってしまうため、行きつけの皮膚科へ相談しに行きました。
すると先生が、「もしかしたら、普段使っている基礎化粧品が原因かもしれないよ。検査してみると、結構意外な結果が出たりするのよ」と仰っていたので、私は「先生、パッチテストやりたいです!」と即答しました。
このパッチテストは、日々使っている基礎化粧品やシャンプー・リンスといった髪につけるものを絆創膏のようなものに沁み込ませて貼るのです。また、皮膚科で用意されている、かぶれの原因となる24の物質も一緒に検査します。
髪につけるものを検査する理由は、髪が顔に触れることもあるためです。
そしてその絆創膏を貼り、1日放置をして結果をみます。
(病院によっては2日間は貼るところもあります)
絆創膏を貼っているところが赤くなれば、自分の肌に合わない証拠です。
私は、自分の基礎化粧品が33で、かぶれ原因物質の24を検査し、合わせて57項目の検査をしました。
持っている基礎化粧品の数が多い人は100項目もいるとのことです。。
「もし、これで何も異常がなかったらどうしよう…」
と、私は心配していましたが、結果はその真逆でした。
先生から、「検査して良かったね。まぁ良いのか悪いのかわからないけど、沢山反応でたわよ」とのお言葉が。
自分でも驚くくらい反応が出ていました(笑)
体質を知ることで意外な改善策が発見
私が使っているもの大きな原因だったものは「化粧落とし」でした。
パッチテスト直後、肌に赤みが出ており3日経っても完全には赤みが消えていないのです。
私は夏場も目の周りの赤さに悩まされており、日光アレルギーと思っていましたが、日焼け止めを落とす化粧落としが原因であると知りました。
またコンディショナーにも反応があり、美容室で購入したものや、「敏感肌におすすめ」と言われているものも自分には合っていないと判明。
さらに金属類とゴム製品との相性も悪いとわかりました。
金属はニッケルや金、コバルトなどなど。
ネックレスは肌に直接つけると汗で金属が肌に触れるから気を付けなさいとのこと。
また、化粧品にも色やキラメキをつけるために金属が使われていると教えて頂きました。
(私は黒や青の色が入っている化粧品には注意とのことです)
(リップはヴァセリンにチェンジ)
自分に合うか確かめて使用すると安心
そして、驚いたことに!
金属を多く含む食品があるのです。
ニッケルには、ココナッツ、きなこ、チョコレート、大豆、青のり、茶、クルミ、キビ、コーヒーが多く含まれています。
コバルトは、レバーなどの肉類、魚介類、チーズなどの乳製品です。
ただ、食品のことを言うと、アスリートで食べなきゃいけないもの含まれているのでキリがないので、取り過ぎには注意すればOKです。
(大好きなチョコレートやコーヒーは控えめにと忠告を受けちゃいましたが笑)
その他にもピアスや髪染め、革製品や樹脂、メンソレータムのリップや老化防止剤なども当てはまっていました。
ピアスや髪染めはする気がありませんでしたが、本当に私には合わないと実感です。
先生からは「これらの全てが合わないわけではないけれど、新しく何かを使う前には自分の肌に合うか確かめて選んだほうが安心」と教えて頂きました。商品に表記されていなくても含まれているものもあるようです。
(自分の肌に合うとわかった洗顔とシャンプーとリンス)
知らずに肌に合わない薬を使っていた場合も
そして一番衝撃的だった事実が、、、
「塗り薬が合わなかった」ということ。
私には「フラジオマイシン」という物質が合わず、これは医療品の種類で塗り薬や目薬に含まれています。
私の顔に塗っていた薬のラベルの成分に「フラジオマイシン」と書いてありました。
それを知って思わず「これは治らないわけですね」と言っちゃいました。
先生がいうには、この薬を前から塗り続けていたことで慢性化し、アレルギーになった可能性があるとのこと。
意外な結果を知り、今の現状を把握することができて、本当にパッチテストをやって良かったと思います。しかも合宿前に知れたので、今回は自分の肌に合うものを持ってくることができました。
薬も学びも経験も「自分に必要か」を観察する
今回のパッチテストでは、どんなに良いと思われている薬や商品でも、取り過ぎれば過剰摂取で身体の害になったり、良いと評価されているものが今の自分に必要かどうかは自分で試してみないとわからないと気づきました。
これは学びや経験、指導にも共通していると感じます。
「このやり方が良い」というお墨付きがあっても、自分に効果があるとは限らない。
「あの人に教えてもらったほうが良いよ!」と言われても、自分が「行きたい」「必要だ」と思えなければ学びを得ることができない。
薬も学びも経験も摂取する「タイミング」はとても重要ですね。
そして「タイミング」を知るためには「自分を知る」ことが前提にあるということ。
今回は自分を知る良い機会になりました。
私はアレルギーを色々持っている体質のようですが、命に係わるものではないため、敏感になり過ぎず、自分の身体を気にしていこうと思います。
そして、今回の記事が誰かのお役に立てれば幸いです。
私も肌のトラブルに悩まされる1人なので。
では、これからも続く和歌山合宿、怪我や病気に気を付けながら楽しく頑張ります!