私は明日から成人式のため帰省をするので胸がわくわくしています。

私の地元である山形県米沢市は毎年GWに成人式を行います!
1月の成人の日に行うと雪が多いので帰省がしにくかったり、天気の影響で外での記念写真が撮れなかったり、晴れ着が着づらいなどの理由があります。

私は2月生まれなので成人式がGWで良かったです。
成人の日にやってしまうと、私は未成年だったので気持ちが入らない気がします(笑)

故郷、米沢は自分を見つめ直す場所

私は小学2年生から今(大学3年生)もフェンシング競技をやっています。
中学2年生からは親元を離れフェンシングを本格的にするため上京を決意しました。
そのため、私は中学1年生まで米沢で過ごしました。

米沢の成人式は誰でも参加OKらしいです。

今の私にとって地元の米沢は「自分を見つめ直す場所」です。
帰省をした時には、嬉しいことや楽しいこと、辛い思いや、悩んだことなど、米沢の町を歩くと様々な感情や体験を思い出します。

今、毎日私が好きなフェンシングに打ち込むことができ、何でも前向きに「やってみたい!」と思えるのは小さい頃に様々な経験ができたからではないかと思います。

私は小さい頃にフェンシングだけでなく、バスケ・陸上・水泳・トライアスロン・スキー・書道・英語・生け花・ピアノ・など様々な事をしました。

母に「やってみる?」って聞かれた「やりたい!」と言っていました。
時には何をするのかよくわかっていないのに言っていました。
欲張りな性格だったのです(笑)

小学校低学年の時には、母が作った料理をお皿に盛りつけた後、台所から食卓に運ぶときに、私が1番多く入ったお皿になるように何度もお皿を持ち比べて重さがあるお皿を自分の所に置いていました(笑)
今となっては恥ずかしいです。

私を成長させてくれたフェンシングとの出会い

私がフェンシングと出会ったのは、一つ年上の兄が友達に誘われてフェンシングを始めたからです。兄の友達は近所に住んでおり、その友達のお父さんは「米沢市フェンシングスポーツ少年団」というクラブの指導者です。今でもそのクラブはあり、指導されています。

フェンシングを始めた兄は、家でフェンシングの話を両親によくしていました。
その時の兄の目はキラキラと輝いていました。
私はそもそも「フェンシングって何?」と思っており、兄の話を聞いてもカタカナの専門用語ばかりで理解できませんでした。

ある日、私は母の付き添いで兄の練習のお迎えに行きました。
当時、私は超の付く人見知りだったので、初めて行く場所に緊張していました。

道場に入ってみると兄は友達や背の高いお兄さん・お姉さんとニコニコ話している姿を見て「フェンシングって何かわからないけど楽しそう」と思いました。

緊張して母の後ろに隠れていた私に対して、お兄さん・お姉さんは笑顔で優しく話しかけてくれました。私はそれが嬉しくて「ハルカちゃんもフェンシングしてみない?」と言われ「する!」と言いました。

これが、私がフェンシングを始めるきっかけです。

振り返ると、当時のフェンシングは今よりもマイナー競技でした。
小学校では友達に「私フェンシング始めたの!」と言うと
みんなに「フェンシングって何?」と言われました。
今では「剣をもって突っつくやつね」など言ってもらえます。

また当時、私が入った「米沢市フェンシングスポーツ少年団」は山形県唯一のフェンシングクラブでした。(現在は3つほどあります)

私がもし米沢ではないところに住み、また米沢でも町が違っていたら私はフェンシングと出会うことができなかったと思います。

そしてフェンシングが私にとって大きな存在であり自分を成長させてくれています。
本当に今の自分がいるのは奇跡のような出来事の繰り返しで成り立っていると感じます。
周りの方々の支えに感謝しきれないです。その分は結果で返します。

久しぶりの家族や友達に会えると思うと明日からの帰省はすごく楽しみです!
大会前なので実家には長くいられませんがリフレッシュしてきます。

従妹の振袖を着るのも楽しみです!
着付けなどをしてもらい、成人式の前に写真屋さんに行って家族写真などを撮ります。
成人式の写真は一生残るものなので、前日は早く寝てベストコンディションで臨みます(笑)

GWの米沢は毎年上杉祭りが開催されます!
天気でありますように!

美味しいものを食べ、米沢の歴史に触れ、幼いなりに頑張っていた自分を思い出し、さらに自分を奮い立たせる帰省になりそうです!!

⇒ 梅津春香の「私の宣言!」